個人から財産を譲渡されたときに発生する贈与税。
「
申告しなかった場合どうなるの?」「未
申告はバレるの?」と気になる方もいらっしゃいますよね。
そこで今回は、贈与税を
申告しなかった場合ついて解説していきます。
▼贈与税を
申告しないとどうなる?
贈与税を
申告しないまま放置すると、法定調査や税務調査によって税務署に脱税していることが知られます。
未
申告が発覚した場合、ペナルティが課せられますので必ず
申告するようにしましょう。
▼贈与税の脱税によるペナルティ
■延滞税
贈与税を脱税すると延滞税が課せられます。
利息は延滞した日数に応じて変わり、2か月以内であれば7.3%の利息、それ以降は14.6%となりますので早めに納税しましょう。
■無
申告加算税
贈与税を脱税したときは、延滞税と同時に無
申告加算税も課せられます。
無
申告加算税は意図して脱税したときに限らず、納めるのを忘れていた場合にも課せられるため、譲渡された財産が110万円以上であるなら忘れずに
申告しましょう。
また、仮に贈与税を納めていても金額が不足している場合には過少
申告加算税、隠蔽した場合には重加算税が課せられます。
■刑事罰
贈与税の脱税が悪質であると判断されたときは、刑事罰が課せられる可能性もあります。
無
申告による刑事罰は「1年以下の懲役または20万円以下の罰金」です。
▼まとめ
110万円以上の財産を譲渡されたときは贈与税を必ず納めなければなりません。
脱税にならないようにするためにも、どれくらいの財産を貰ったのか確認するようにしましょう。